第45回 神戸ファッションコンテスト2018

Dinard 2011 – Takaaki Shimase @ Esmod Paris

みなさまおはようございます。
先日お知らせした、ディナールの様子が動画でご覧いただけます。
エスモードパリの島瀬君のコレクションです。
(村田君の方は、ただいま捜索中です!)

以下、島瀬くんのコメントです。
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今回の一番の収穫は、見る側の反応を身をもって感じ取れた事。
自分のコレクションの際に、歓声が上がった時、今まで感じた事のない感覚が襲いました。
気持ちよすぎて泣きそうになりました。
私の居場所はここだと明確になりました。
ショーが終わった後に、何人か私に声を掛けてくれて、その中に小さな子供達もいました。
君が勝つよと笑顔で言っていました。
私がみんなに、あなたを喜ばしましたか?と聞くと、ouiと返ってきました。
服という概念、形とか流行りとか売れるとか売れないとかを考えていない。
感覚で服を見ていた子供達。
そこには、ただ単におもしろいか。おもしろくないかの感覚しかないと思います。
その子達が、笑顔で良かった、楽しかったと言ってもらえたのは、一番の喜びでした。
私の服の作り方のベースは、これで間違っていなかったと思ったし、これからもそれは変わらない。
おもしろいか、おもしろくないか。単純にそれだけです。
人の何かしらの反応が必要なんです。人間の根本的な感情をくすぐるような。
自分のクリエイションの芯には、これが不可欠。
その後の商業的な部分は、ここから広げて行けば良いと思います。
結果、賞はもらえませんでした。しかし、オリジナルではあったと自負します。
まだまだこれから。まだまだこれから。
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