〈留学後アンケートより 第4回「留学で得たもの」〉
こんにちは。今日で9月も終わりです。なんだかあっという間ですね。
さて、今日は留学後アンケート最終回として、「留学で得たもの」というテーマでお送りします。今後海外へ旅立つ皆様へ、2011/2012特選受賞の先輩方からアツいメッセージを頂戴しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
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Q1. 留学中にショーやコンテストなどに参加した方は、詳細・結果を教えてください。
・フランスのdinardというコンテストにファイナリストとして参加しました。(フランス)
・Domusとタイの政府のコラボレーションで行われたThai Silk through Italian Wayというアクセサリーデザインの学生も含めてのコンペティションでは特別賞を頂きました。またロシアのモスクワファッションウィークに参加予定の為、現在小さいコレクションを製作中です。(イタリア)
・何個か応募しました。スペインのビルバオのコンテストの最終審査に選ばれましたが賞は獲れませんでした。(イギリス)
・Bilbao international art & fashion (finalist) (イギリス)
Q2. 神戸ファッションコンテスト、留学で得たものは何ですか?
・語学力。ファッションに対するグローバルな感性・視野。友達。(フランス)
・海外での生活は日本の日常では味わうことのない驚き、発見、苦難の連続で日本でのマンネリとした生活から解放され生活が新鮮なものとなりました。(フランス)
・やはり常に日本とは全く違った環境に触れているというのは刺激を受けます。海外で、しかも学校に一年間も通うとなるとかなりお金がかかってしまうことなので踏み切れずにいたので、私にとって神戸ファッションコンテストはすごく大きなチャンスでした。海外に出ると当然ながら関わる人、交流する人のタイプも幅広くなるので視野が広がりますし、新しいことに踏み込めるチャンスも多いです。(イタリア)
・見識です。(イギリス)
・ちょっとの自信とたくさんの出会いです!(イギリス)
・留学を通じて知り合えた仲間です。(イギリス)
Q3. ご意見・ご要望や将来の留学生へのアドバイスがあれば、何でも書いてください。
・パリ・エスモード、サンディカ校と、パリ内にある二つの大きな学校に通って感じたことは日本人留学生の少なさだ。日本、特に東京のファッションが成熟してきて、日本国内でも十分にファッションの勉強が出来るからかもしれないが、10年後、20年後と考えた時に日本人デザイナー、ファッションブランドが世界で活躍できるのか危惧してしまう。日本国内で生産・消費出来て生活出来てしまう今だからこそ、海外に目を向け、行動していく人たちが増えればと思う。 神戸ファッションコンテストはその第一歩を応援してくれる素晴らしいコンテストだと思う。もっと多くの人にコンテストに挑戦して、海外へのチャンスを掴んでほしい。語学に関して、何百回、何千回と英語が話せればと悔やむことがあった。ファッション業界で英語力は必ず必要なので、英語の勉強をすることをお勧めします。(フランス)
・当たって砕けろ
一生懸命取り組んでいれば大抵のことはどうにかなると思います。(フランス)
・ヨーロッパで学びたいと思っていても色々な都合で踏み切れない人は多いと思います。これからもそういった人達がこのコンテストで留学のチャンスを得て活躍するきっかけとなれば、受賞者として誇らしいです。(イタリア)
・アドバイスはとりあえずチャンスと取れるものは何でもいいから引き受けて挑戦すること、なるようになります!(イギリス)
・今後留学される方、積極的に色々な方と関わり仲間を沢山作ってください。こういう仲間が本当に困難なとき助けてくれます。語学をどれだけ頑張るかは、留学生活をどれだけ有意義なモノにするか、に直結すると思うので頑張ってください。(イギリス)
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これまで4回に渡って留学生のご意見をみてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
あまり知られていませんが、神戸ファッションコンテストで特選を受賞し留学された方は、海外のコンテストにたくさんチャレンジされ、インターンシップにも積極的に参加されています。留学するということは、留学校で知識を得るということだけではなく、様々なチャンスを得るということです。
今年の最終審査会で特選に選ばれた方には、目の間にあるチャンスを自分から掴み取っていただけると嬉しいです。
ファイナリストの皆様!そのためにもまず!語学勉強を始めましょう!!