第45回 神戸ファッションコンテスト2018

<留学生レポートfromミラノ>

今回はイタリアからフレッシュなレポートが届きましたよー!
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Ciao!
お久しぶりです。
イタリアに来て早くも一ヶ月半が経ちました。
季節の変わり目で、風邪を引いてしまいましたが、元気にしております。

僕のステイ先は、イタリア人のおばさん、息子二人、もう一人日本人がステイしています。
生活自体は、想像していたよりもあっけなく馴染んでしまった、と言うのが正しいです。
思っている以上に、日本の生活が国際化しているのでしょうか。
もっと自分が日本人だと感じる場面が多いと思っていました。

しかし日本に比べれば、不自由なことばかりです。
幸いミラノは英語が通じるので、英語でコミュニケーションをすればいいのですが、最初はものひとつ買うのにも苦労しました。
例えばトレノ(路面電車)の停留所で切符は買えなかったり、スーパーでは量り売りのシステムを自分で済まさないといけなかったり、郵便局にさえ満足に入れなかったり、、、
知ってて当たり前のことって、どこにも書いてないんです。
拙い英語で聞いたり、昨年の大石君に助けてもらいました。
最初は行動範囲を広げて、とにかく生活に慣れるように努めました。

語学学校が始まり、やはり苦労はしています。
基礎のクラスから始めたのですが、周りは母国語が英語の人ばかり。
イタリア語を勉強するために英語でコミュニケーションする始末。
本当に頭が痛くなりました。
仲良くなってご飯を食べに行ったり、友達の家に行ったり、ちょっとした観光をしたりしました。
机に向かう勉強だけでなく、なるべく会話をするように。
慣れて友達が出来たあたりから、楽しくなりましたね。

また、先日はVogue Fashion Night OutやMilano Fashion Weekが行われました。
僕はどちらかというとVogueの方が好きでした。
道を歩けないほどの人だかりと熱気は楽しかったです。
思ったのは、東京よりもファッションとの距離感は近い気がします。
コアな人達はもちろん東京ですが、モードが生活の一部という感じではない。
日本人が控えめなのか、住み分けていると感じました。

まだ基本的には、家と語学学校を往復する生活です。
大学へは軽く様子を見に行っただけなので、近々改めて行きたいと思います。

イタリアはものすごく保守的で、ものすごく雑です。

海老原
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イタリアの生活に問題なく馴染めたようでなによりです。
とても楽しそうな充実した雰囲気が伝わってきて、読んでいる私もイタリアへ行きたくなりました!
今は語学学校だけですが、本科が始まってもこの調子で頑張ってほしいですね!

それでは!

<留学生レポートfromパリ>

こんにちは!彼岸も過ぎてすっかり秋の空のこちら神戸です。
今日はファッションウィークで熱いパリからのお便りが届いているのでそちらをご紹介いたします。
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パリの玉田達也です。
こちらに来て早くも4ヶ月が経過しました。先日語学学校が終了しエスモードの本科もスタートしましたので、そのレポートを送らせて頂きます。

語学学校には約3ヶ月半通いました。
僕が入ったクラスは初心者コースで、最初は自己紹介の仕方から始まり、徐々に文法やテキスト等の内容が難しくなっていく、といった授業でした。
周りはヨーロッパからの学生が多く、フランス語、もしくは英語での会話が常ですが、どちらも理解できていない僕は会話と言うよりも動きで伝えるので精一杯でした。
授業も徐々に難しくなり、ついていく為に周りを見ながら必死になっていましたが、各国での考え方、文化の違いなど知ることができ楽しく過ごすことができました。
服は9月になれば作れる、と思い毎日フランス語のみを勉強して過ごしてきましたが、正直に言うと語学学校が終了した現在の段階では決して満足いくレベルには達していません。
何より聞くということが僕にとっては一番難しいことで、相手の言っていることが解らない場面が多く毎日歯痒い思いをしています。

今週、エスモードの本科も始まり、初日からプレゼンテーションや、立体、デザイン画のテスト、など語学学校の生活から一変、一気に衣服に囲まれる生活に戻って来ましたが、矢継ぎ早に課題が出される中、やはり僕はこの世界が好きなのだな、と少し安心しています。
授業では早速コレクション制作に関してのリサーチをはじめるように、との指示が出されましたが、日本で学んでいた頃とはまた少し違う方向性の趣旨で、大変興味深いです。
編入したのは4年次の科で、13人程の小規模なクラスです。前年から続けている学生が多く皆一様にフランス語は達者なので、解らないことは少しずつ教えてもらいながら過ごしています。
これから年度末のコレクション発表に向けどのように進めていこうか、毎日が大変楽しみです。

初めての海外に、初めての環境、語学、初めて会う人々、何をしても初体験ばかりで驚きの連続です。
パリに来てまだ日は浅いですが、ただ、衣服だけは言葉がいらず、ものだけで伝えることが出来るということを改めて学びました。
本物の歴史が根付くこの街に身を置くことができ、とても感動しています。

写真は、パリコレの待ち時間の場面です。
何だか解りづらい写真になってしまったので僕の興奮が伝わるかどうか定かではありませんが…
本場のショーを見ることができとても感動しました。
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動きが伝わってきそうな写真ですね!かっこいいです!

玉田さんは、5月末に渡仏しそこから約4カ月、やはり語学習得における「耳」リスニングはとても大変なようですね。
留学を希望されている方は、一日でも早く耳を鳴らすように、毎日15分でも30分でも良いので、聞くことをお勧めします!

それでは!


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