第45回 神戸ファッションコンテスト2018

ノッティンガムからの留学レポート【2014年度受賞 阿部さん】

KFC2014で受賞し、イギリスのノッティンガム校へ留学している阿部光希さんから留学生レポートが届きました!

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ノッティンガムトレント大学に留学中の阿部です。
ノッティンガムに来て6ヶ月近くが経ちました。正直、日本で学んでいた時よりも時間があっという間に感じています。というのも、僕らBAの最終学年は卒業コレクションがあり、そのスケジュールが思っていたよりもタイトだったためです。

僕らには一週間に一度チュートリアルという先生への簡単な卒業コレのプレゼンがあり、逆に言ってしまえばそれ以外はフリーです。なので授業は自分の好きなように入れていくシステムで、例えば卒業コレでの3Dカッティングがわからなければ3Dカッティングの授業にでて先生に教えてもらう。というように卒業コレクションまで生徒自身が細かいスケジュールを組み立てていく必要があります。僕個人としては、とても効率的で自分に合っているように感じています。

日本の学校との違いとして、やはりリサーチに時間をかける印象が強いです。生徒一人一人が分厚いポートフォリオを持っていてその中にテキスタイル、ディテール、アイデアソース、ドローイングなどが詰め込まれていて見ていてとても勉強になりました。それと作業中に全く知らない生徒が突然話しかけてきて、「とっても面白い作品ね。どうやってスタートしたの?。インスピレーション源は?」などと質問をして、純粋にデザインを楽しんでいる感覚が伝わってきました。それでも日本の学生の強みも感じ、とくに技術面は高く作業がはやいなと思います。

教室は広い作業部屋がいくつかあり基本的にみんな自由に使っています。前回記述した通り、設備がそろっているのでトライしてみたいことやわからない事があれば先生に相談することでとても親身にいいアドバイスをくれます。なので臆病にならずに積極的にいく事が大事だなと感じました。

最後に教室の写真やチュートリアル風景、全く関係ない僕と同居人の写真で締めたいと思います。

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留学をして新しく気づくこともたくさんあると思います。そうした刺激がどのように作品に反映されるのか、今後がとても楽しみです。

 


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