〈留学後アンケートより 第1回「留学生活について」〉
皆様こんにちは!神戸はすっかり涼しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回から数回に渡って、過去の受賞者の留学後アンケートをご紹介致します。
今年の夏、留学校での生活を終えられた2011/2012年度特選受賞の皆様から入手したばかりのフレッシュなご意見ばかりです。
1回目の今回は、「留学生活について」というテーマでお送りします。
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【留学生活について】
Q1. 留学前の情報収集はどのように行っていましたか?
・主にインターネット、パリ滞在経験のある友人等(フランス)
・知り合いの方から、パリに在住の方を紹介して頂き、生活の情報を頂いた(フランス)
・主に留学コーディネーターの方やコンテストの先輩のお話を参考にしました。留学準備についてのデータベースや、お店の情報などが書き込んであるマップのデータなどを送って頂いていたのでとても助かりました。VISAについては申請の仕方などが変わることが多いので何度か領事館に確認をとりました。(イタリア)
・ネットで収集、先に行っていた留学生に質問(イギリス)
・インターネット(大使館、Home OfficeのHP)、実際に英国在住の友人への質問等(イギリス)
Q2. 現地で生活するにあたり、事前に欲しかった情報などはありますか?
・語学学校の情報。留学校の語学プログラムに参加するより、語学学校に行った方が良かったのではないかと後悔している。(フランス)
・不動産に関する情報があると助かりました。やはりミシンを使って作業をするとなるとホームステイは難しいため(ホストファミリーや家の造りにも依りますが)、学校のワークショップが本格的に始まる前に引っ越したのですが、家探しはやはり大変でした。学校のハウジングサービスに頼ることもできますが基本的に家賃が高い所が多く、友人から聞いた話では一年契約で何か問題が起きてもなかなか解約してくれないという所もあったそうです。こちらに来てから実際に生活してから決めた方が良いですが、ネットやFacebook上で物件を紹介しているページを見て情報を把握しておくのも良いと思います。私はkijijiというサイトとSubito.itというサイトを参考にしていました。(イタリア)
・携帯やネット環境について、ノートPCを持っていなくて学校のPCで事足りるかと思っていましたがあった方が絶対良かったと思いました。あとしつけ糸とメンディングテープは探しても見つからなかったのでいる方は持って行くことをお勧めします。(イギリス)
・VISA等の事務的な情報(イギリス)
Q3. 今後の留学生の参考情報として、現地での生活費、また学校で使った材料費などの費用について教えてください。
・家賃 620€、(友人を通して契約した為格安で借りています)
食費 100€/1ヶ月、 (自炊ですが、ほとんど食事らしい食事をしていないので、普通に生活すれば倍くらいの費用になるかと思います。)
材料費 3000€/年間、 (9パネル作製)
交通費(定期代等) 60€/年間 (フランス)
・家賃 650€、(海外留学生の為にCAFという住宅手当が208€出ています(家の広さ家賃の値段で変動))
食費 100~300€、
材料費 月平均100~300€、
交通費(定期代等) 330€、 NAVIGOという定期があり年間 メトロ、バス指定区間乗り放題
交友費 100~200€
数少ない自動販売機でペットボトル1本2€で売られている。買ったことはない。(フランス)
・家賃 400€(+ガス、電気、30€)、
食費 80€、
材料費 50-500€(プロジェクトによる)、
交通費(定期代等) 年間210€(26歳以下の割引)、
交友費 20€、
携帯 10€
インターネット代(モバイルルーター) 12GBあたり20€ (イタリア)
・家賃は月500£でけっこう広い家に住んでいました。ただ一人で物件を探して手続きやその他もろもろ大変だったので、お勧めはしません。光熱費はヒーターを使う冬場はかなり高いです。なるべく使わないように節約していました。交通費は大学が近かったのでかかりませんでした。食費は自炊すれば日本より安いかもしれません。生地は全体的に高いです。最後に生地代500£支給されるのでレシートをとっておくことを忘れずに。(イギリス)
・ハウスシェアをしていたため、ひと月の家賃はネット、光熱費、全て込みで£150と周りに比べてかなり安かったです。材料費に関して、学校で販売しているデジタルプリント用の生地は天然繊維、化繊合わせて20種類程、価格はプリント代を含めて£25~35程度です。(イギリス)
・生活費に関しては個人差かなりあると思うんですが、
ホストファミリーのとこだと£440-480
安いルームシェアだと£140
食費はホストファミリーの場合込みなので節約すれば£50とか
パブとかで外食したら一食15前後はいくのでよく食べに行くときは150とかでしょうか
材料費は製作終了後500返ってきますが多分1000以上使っていると思います。
交友費はパーティーとか誘われたらドリンクだけ持っていけばご飯とかはおもてなしされる感じです
ノッティンガム市内のバスの定期は月£42、トラムは多分100位
ノッティンガムからロンドンは最安値のコーチで片道7、トレインで10位だったと思います。
トレインは時間帯やシーズンによってかなり値段が違うので早めに調べて予約した方がいいです
トレインに関してはrailcardというのが多分30位で買えてそれを持っていると安く乗れるので良く利用するなら買っといた方がいいと思います。
同じくコーチカードもありますが片道4時間位かかるので多少高くてもトレインで1時間半位で時間を有効に使った方がいいかと
あとロンドンでの宿泊はホステルで10~(イギリス)
Q4. 日本との違いで驚いたこと、現地でのハプニングなどあれば、教えてください。
・エレベーターやエスカレーターが少ない。(フランス)
・パリの街はびっくりするほど臭いです。変な人もいっぱいいます。良い人はもっといます。(フランス)
・スリの多さに驚きました。幸い私はまだ何も盗まれたことは無いのですが、現地の人でさえ狙われることには驚きました。(イタリア)
・たくさんありすぎて書ききれません。恐れずたくさん経験したほうがよいと思います。(イギリス)
・すれ違いざまに全然知らない人でも目が合うと微笑みかけて来る事がよくあります。ニコッとし返してあげて下さい。(イギリス)
・市内のお店ほとんどが夕方6時に閉まってしまう事。日曜日はほぼどのお店も定休日です。(イギリス)
Q5. 1年間の留学生活を終えて、全体的な感想を教えてください。
・コミュニケーション力の大切さを改めて実感しました。(フランス)
・忙しい日本での専門学生生活とは打って変わって、たくさん考える時間があって良かった。ファッションとの向き合い方、付き合い方も良い方向に変わったと思う。(フランス)
・日本とはファッションの捉え方も考え方も当然ながら全く違うのですが、ファッションというものをもっと身近に感じられることはすごく良かったと思います。(イタリア)
・本当にいい経験になりました。今帰国してみるとなんだか全部夢だったかのようです。(イギリス)
・プラス面では、自分で何とかしようとすること、人に頼る事のどちらともが自然に出来るようになった気がします。助けを求めれば基本助けてくれます。あとデザインに関しては、色の感覚が養われたと思います。マイナス面は、予想以上にお金がかかる事です。(イギリス)
・海外生活を通じて知り合う方々が、分野は違えど皆さんとてもエネルギーに満ちた方ばかりでした。ノッティンガムは芸術大学という事で、ファッションに限らず様々なアート関連の学部の生徒と出会う機会に恵まれている事は、僕にとってとても有益でした。語学の重要性を痛い程痛感し帰国後も英語の勉強は継続して進めていこうと考えております。(イギリス)
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今回はここまで。See you next time!