第45回 神戸ファッションコンテスト2018

過去の受賞作品
2017 受賞作品
留学校
パリ・クチュール組合学校[フランス]/ Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne
氏名
西村 健太 / Kenta NISHIMURA
(文化ファッション大学院大学)
テーマ
「まるまろ」
私は社会の人や建物が荒々しく角張っているように見えました。しかし、私(丸)とうフィルターを通して物事を見てみる、すなわち角度を変えて見てみると違う景色が見えるかもしれません。
この服には着た時の形、脱いだ時の形、多方面に丸を隠しています。一方向からではなく多方向から物事を見て考える。そんなことをこの服で感じてもらいたいと思いました。
留学校
エスモード・パリ[フランス]/ ESMOD PARIS
氏名
ニコラ ティーレ / Nicola THIELE
(文化ファッション大学院大学)
テーマ
「HOLD YOUR SELF」
ものをバラバラにし、そして壊す。
バラバラになってしまったものはパズルのように組み立て直すことができる。そしてもっといいもの、今まで気付かなかった可能性が生まれる。
だが、そこに辿り着くには長いプロセスが必要で、バラバラにする為に、あるものを一度壊さないといけない勇気と、一度、コントロールすることを完全抜かなければいけないという高い壁にぶつかる。
このコンセプトには、自分自身へのチャレンジが含まれている。
コントロールを抜き、ものに対して自由性を与え、そこから組み立て直すというところからこのデザインのプロセスが始まる。
留学校
アカデミア・コストゥーメ・エ・モーダ[イタリア]/ Accademia di Costume e di Moda
氏名
松永 千奈 / Kazuna MATSUNAGA
(ドレスメーカー学院卒)
テーマ
「胡蝶の夢」
リアルとバーチャルが混合しつつある現代人と、現実と夢の区別がつかなくなる中国の故事「胡蝶の夢」を重ね合わせ、デザインに落とし込んだ。
モノや技術が進化する時代の中で、曖昧になりつつある境界線を、美しく歪んだシルエットと刺繍で表現した。
現代的な大きなスリーブやワイドシルエットの中に、シノワズリテイストのディテールを落とし込み、新鮮さと上質さをプラスした。
留学校
ノッティンガム芸術大学[イギリス]/ Nottingham Trent University, School of Art and Design
氏名
定井 舞美 / Maimi SADAI
(大阪文化服装学院)
テーマ
「“CAPTURE, ME.”」
憧れを実現し、その美しい瞬間をCaptureする。
自分の力で人生を演出することにFashionの力が加わった時、それは、無限の可能性をもつ。
18世紀のアイテムや’Nosegay’そのディテールの繊細美からインスピレーションを受け、スタイリングやパターンと共に研究を重ねる。
細部まで、私の最高のこだわりを。まるで夢のようなFashion showを。
留学校
ノッティンガム芸術大学[イギリス]/ Nottingham Trent University, School of Art and Design
氏名
高山 杏奈 / Anna TAKAYAMA
(文化服装学院)
テーマ
「Eclecticism –折衷主義–」
過去や現代ではなく、いつかの未来のためのデザインを考える。
【相反するものとの共存や、長所を抽出し調和させて作り出す新しい体系】
そんな意味を持つこの言葉には、地層というハードな印象に対してソフトな手織りのウィービングを掛け合わせることや、マットとシャイニー、フェミニンやマスキュリンを組み合わせることなど、様々な要素の対峙によって生まれる美しさを指す。
長い年月をかけてその美しさを生み出す地形と同じように、それは新たな未来への挑戦であり、限界のない創造性を追求している。
息をのむ美しい鉱石や巨大な地層を表す色とりどりに手で織られたウィービング、自然浸食によってできた岩々を表すライトグレーから濃いグレー 広大な大地をイメージしたゴールドのカラーパレット。
このカラーパレットに加え、地層面や地割れのモチーフをカモフラージュのように素材に落とし込み、加工を施すことにより美しい立体感を表す。

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