過去の受賞作品
2012 受賞作品
- 留学校
- パリ・クチュール組合学校[フランス]
Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne - 氏名
- 鳥飼 拳吾/Kengo TORIKAI
- テーマ
- 「シカクノカタチ」
何か小さなモノを集め、集合体としての大きなカタチを造りたい。私たちの日常に溢れるシカクというカタチ。その小さなシカクで造る、集合体としての大きなカタチ。そのシカクは、丸みやいびつ、自由なカタチへと変化する。シカクで造る新しいカタチの創造。
- 留学校
- エスモード・パリ[フランス]
ESMOD PARIS - 氏名
- 河村 愛美/Manami KAWAMURA
- テーマ
- 「段折り」
段折りとは、山折りと谷折りを交互に行うことによって折り返す折り方である。
この単純な作業を繰り返すことで服を造形し、連続する直線による "曲線美" を表現する。
"折りたたむ" 表現方法には、直線のパターンを利用して直線のポテンシャルを追求し、また直線が創造する、曲線で服が構成される。
それぞれの素材の特性や副資材を利用することで折り筋へアプローチし、素材感が奏でるハーモニーを構成の主体とすることで、単純な構成を複雑化させた作品。
- 留学校
- ドムスアカデミー[イタリア]
Domus Academy - 氏名
- 工藤 萌/Moe KUDO
- テーマ
- 「変化と無意識」
衣服は人が纏うことによって立体としての形が成り立ち、人が動くことによってさらに変化が付加されるが、この変化は当たり前のことであるが故に意識されにくい。この作品は無数に入った切れ込みによって着用前と着用後で全く形状が異なり、無意識のうちに行われていた変化を再認識させる衣服を目指した。
この世に存在するあらゆるものは時間が流れる限り変化し続けるが、私たちはその渦中に居るために無意識に通りすぎてしまう。変化があるからこそ一瞬の儚い美しさが存在し、それを作り出す変化そのものもまた美しい。
- 留学校
- ノッティンガム芸術大学[イギリス]
Nottingham Trent University School of Art and Design - 氏名
- 大野 陽平/Yohei OHNO
- テーマ
- 「アルテ・ポーヴェラ」
芸術用の素材を用いずがらくたや日用品などから作品を生み出した、アルテ・ポーヴェラという芸術運動からの発想で、コルクボードやウレタンシート、タイベック、レースカーテン、蓄光素材など、服地としては本来用いられない様々な工業用素材を用い、どこまで「ラグジュアリーウェア」に近づけられるかという挑戦を試みた。
日本の地下鉄の光景に見られるような、大理石柄のタイル、スチール、コンクリートの背景に、地下鉄のシンボルカラーや蛍光灯がアクセントとして加わるようなカラーブロッキングを作り、デザインを考えていった。
- 留学校
- ノッティンガム芸術大学[イギリス]
Nottingham Trent University School of Art and Design - 氏名
- 竹村 翔/Sho TAKEMURA
- テーマ
- 「ecdysis」
昆虫の脱皮からのインスピレーション。
古い皮膚を突き破り出てくる美しい姿をジャンクな素材と豪華な素材とのコントラストで表現。
アンティーク素材や生地の繊維を抜いたジャンクなディテールとストーンなどのきらびやかなディテールの両極端のジャンルを組み合わせ、退廃的かつエレガントな雰囲気に表現した作品。
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