第45回 神戸ファッションコンテスト2018

過去の受賞作品
2013 受賞作品
留学校
パリ・クチュール組合学校[フランス]
Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne
氏名
大久保 美彩/Misa OKUBO
テーマ
「セカンド デコレーション」/ Second Decoration
寺社装飾や湿度の高い日本の緑。幼い頃、日本のローカリティの中で見てきた質素で装飾的な日本の美しさをインディヴィジュアルな日本の美しさとして洋服に落とし込んだ。その美しさを現実的な洋服の上で表現することで、日常に現れるファンタジーを感じられる作品にした。セカンドデコレーションとは、ファッションのオルタナティブであり、心を豊かにする見えない内面へのデコレーション、商業的ファッションに対するピュアネスを貫いた作品的洋服、資本主義からの逸脱、あらゆるもう一つの考え方といえる。そして日本人としてのファッションへの態度である。
留学校
エスモード・パリ[フランス]
ESMOD PARIS
氏名
石神 翔平/Shohei ISHIGAMI
テーマ
「Sculpture of iron」/ Sculpture of iron
Richard Serraの彫刻が持つ荒々しさと重厚さ、その緊張感をインスピレーションにした作品。
折り返した生地にリベットを打つ事によって構築し生まれる線と面は、静物的な重厚さを見た人にイメージさせる。また、伸縮性のある素材を使用することで身体のラインを強調し、着る人を無機質な彫刻のように感じさせ、フェティッシュな世界観の提案を目指す。
留学校
ドムスアカデミー[イタリア]
Domus Academy
氏名
陳 碧泓/Chen BIHONG
テーマ
「萌芽」/ BURGEONING
新しい物事が起こり始める事を萌芽と言い、それを表現する形は曲線である。曲線は大地が創り出す偶然の形態の中に存在する。アントニオ・ガウディによる作品から着想を得て、南フランスのブティという技法を用い、スエード生地に加工を施し、ゴシック様式の建築のラインを表現した。二次曲面の展開によるカタチと構造を生かし、支える面と支えられる面の造形的な関連性をモチーフにする。有機的な形態が創りだす光と陰による美しい交錯、曲線と細部の装飾を多用した生物的な衣服を提案したい。
留学校
ノッティンガム芸術大学[イギリス]
Nottingham Trent University School of Art and Design
氏名
戸川 大地/Daichi TOGAWA
テーマ
「Innovation」/ Innovation
人というのは食物連鎖の中にいる生物種の一種である。自然界との調和、他の生き物との関係を築き合う事で生まれてくるファッション。一体どのような物が生まれてくるだろう。例えば昆虫の個性的な外見や奇妙な行動には、ときには恐怖を感じるものもある。これを衣服と結合させ、人間では表現出来ない形を造形する。それは人の尊厳を表現する究極の形なのかもしれない。イノベーションの世界は現実と夢の狭間の位置にある。この事象を組み合わせ、ビッグな現象としてファッションを表現していく。
留学校
ノッティンガム芸術大学[イギリス]
Nottingham Trent University School of Art and Design
氏名
佐藤 美菜 /Mina SATO
テーマ
「no border」/ no border
東日本大震災で救援物資として届けられた服を、笑顔で共有する人々にインスピレーションを受けた。『共有する服』からデザインを広げ、様々な着方が出来る服を作ることでいろんな人が着ることのできるボーダーの無い服を。機械編みのニットと手編みのニットを中心に、部分的にウールを組み合わせ、どんなフォルムになった時も動きやすく、それぞれのフォルムで、それぞれのディティールのバランスが保てるようにデザイン。様々な着方が出来る服、着る人がフォルムを決める服。

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