過去の受賞作品
2010 受賞作品
- 留学校
- マランゴーニ学院[イタリア]
ISTITUTO MARANGONI - 氏名
- 大石 龍弥/Ryuya OHISHI
- テーマ
- 「ハコを纏う」
今まで服として認識されていなかったものを新たな服の形として再構築することにより、これまでとは異なる造形的なフォルムや洗練された価値観、美意識を提案。デザインの源となったのは、靴を収める時に使われる黒いハコや、建築物。ジャケット、コート、シャツ、パンツなどの既製服の基本的なディテールとハコのフォルムを組み合わせてパターンを構成。品格を意識しながらも着る人に付加価値をつけられるように、そして、この服を着ることによって芸術的な空気感を纏えるように、という想いが込められている。
- 留学校
- ノッティンガム芸術大学[イギリス]
Nottingham Trent University School of Art and Design - 氏名
- 尾崎 雄一/Yuichi OZAKI
- テーマ
- 「次元」
様々な解釈、定義を持つ次元という世界への疑問がクリエーションの発端である。「ミウラ折り」と「ユニット折り紙」といった表現方法からインスピレーションを得て、それらをもとにX次元という不確定な次元を創造している。長方形のみで作られたシンプルな構造は、規則的な条件での可能性を探求することで、無数の直線・曲線を描く幾何学的なフォルムとなっている。平面から立体、そして空間や時間の関係の中で生まれる次元の交差を表現。「一体、何次元に属するのか」という疑問の具象化を目指した作品である。
- 留学校
- ノッティンガム芸術大学[イギリス]
Nottingham Trent University School of Art and Design - 氏名
- 村田 真一/Shinichi MURATA
- テーマ
- 「都会の部族」
世界各地において、伝統や風習を重んじて暮らしている部族の衣服には、祈りや願い、そして様々な“想い”が込められている。その一方で、高度に発達した文明を手に入れ合理化された現代人の衣服には、一体何が込められているのか。文明の発達と共に失われてしまった「何か」を再認識することに焦点を当て、古代人や原住民族の芸術や衣服をモチーフにしたファッションを提案。ローテクこそハイテク、最小にして最大、最古にして最新。デザインの加減法とは異なる視点から、現代人のミニマルな衣服に最大限の手間をかけて作り上げられた作品である。
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