第45回 神戸ファッションコンテスト2018

パリ 2011.06 ③

みなさまおはようございます。スタッフKです。
KFC2010伊藤くんからレポートが届きました!
パリの写真も一緒に届いたので、掲載させていただきます!!
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こんにちは。少し落ち着いたのでレポートを書きます。
とは言っても来仏直後からすでに多忙です。午前中は語学学校へ通い、午後からは某パリコレブランドで研修をさせて頂いています。
日本とは個人的なデザインを少しだけやっており、せっかくのパリコレシーズンなう!なのに焦りのみが先立ち、何も出来ず齷齪しております。
ただしドMの僕はこの充実感に浸り、大満足しています。なによりパリコレ一線での仕事には有意義な勉強になります。
日本と海外のファッションに関する大きな違いは服に対する価値観です。
文化というバックボーンの中で成長を遂げるファッションは、街並や人柄という身近なモノからもずっしりと伝わります。
これはどの国に行っても揺るがないものです。
その中で唯一日本でファッションについてとことん研究をしてきた僕がしなければいけない事は、パリを知る事です。
だからきっとまだパリにいても素直に楽しめていないのだろうと思います。
写真集やネットで見る世界なんて肩書きはうんざりしています。
世界中を見てみたいです。
便利な世の中、本質的な物事の存在が薄れ、何が良くて何が間違っているか、それを知りたいです。
もしかしたら間違いなんて何も無く、全てが正解なのかもしれないけれど、それすらまだ知らない人生は悔しくて仕方が無いです。
薄っぺらいモノが世の中溢れているのは正解なのでしょうか。ヒトが創り出すモノは多大なる自然に感謝出来る重みのあるモノでないといけないのではないだろうか、と。
神戸ファッションコンテストの募集が始まりましたね。僕はこのような悶々とした何かを感じてパリにいます。
世界を知るという事はとても有意義であるということをこのコンテストで感じる事が出来ればいいなと思います。
パリではJAPONAIDEというチャリティイベントをやっています。たくさんの思いが広い広い世界中で一つになっている2011年。涙が出ました。JAPON、FUKUSHIMA、TSUNAMI…je suis japonaisと言うと必ずフランス人に聞かれます。世界が日本のフィルターを通り、今一つになっています。世界というワードは日本人にとってあまりにも身近であることを決して忘れてはいけないと思います。

最初のレポートが少しカタくなってしまいましたが、以上で終わりです。


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