第45回 神戸ファッションコンテスト2018

ノッティンガムから留学レポート【2015年受賞 山本さん】

KFC2015で受賞し、イギリスのノッティンガム校へ留学している山本さんから留学生レポートが届きました。

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あっという間に3月も後半に入り、ノッティンガムは黄色のラッパ水仙があちこちに咲き、春の訪れをつげています。天気も良くなり、比較的あたたかくなってきましたが、まだ朝と夜はウールコートが手放せません。

学校のスタジオでは卒業制作の最初の締め切りが近づきバタバタしています。全体的に最初の締め切りにギリギリ間に合うか間に合わないかくらいの人が多いように感じます。デジタルプリントをしてる人や、デジタル刺繍をしている人、レイザーカットや、シルクスクリーン、様々な設備が整えられているので、皆、素材に工夫をして唯一無二の生地を作ったり、素材ではなくパターンにとてもこだわっている人もいます。私はやっと一体目がほぼ完成したところです。さらに五体作らなければいけないと思うと時間があっという間に過ぎそうです。

スタジオは平日、朝8時頃から夜の9時頃まで空いており、土曜日は朝9時から3時半まで作業可能です。4月の頭から2週間イースターブレイクがあるのですが、スタジオは2~3日を除けばその休みの間もずっと使うことができ、イースターブレイク以降は日曜日も作業できるようになるそうです。作業する環境はとても整っていると思いました。今は週一回先生にコレクションのトワルを見せフィードバックをもらい、作っていくというルーティンで動いています。だいたい学校に最後まで残って作業しているのですが、最近煮詰まると、週末友達と遊んでリフレッシュするようにしています。今日の夜はケトルソサイアティとお茶を楽しむイベントがあるので、ノッティンガムにもう一つあるユニバーシティオブノッティンガムという大学に行ってきます。洋服のことを深く考えて勉強することも大切ですが、ここの環境で人と楽しくコミュニケーションをとることの重要さも痛感しています。ここでの生活を思いっきり楽しみながら、洋服と語学とコミュニケーション能力も同時に身につけたいと思っています。

最後に、スタジオの写真と、私が疲れてスタジオの机で寝てしまったときに、クラスメイトが日本語で書いてくれたメッセージの写真で終わらせていただきます。頑張ります!

 

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卒業制作で忙しい中でも充実した日々を過ごされているようですね。学校の環境や様子等、貴重なレポートありがとうございました!健康に気をつけて頑張ってください。


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