パリからの留学レポート【2014年度受賞 椎尾さん】
KFC2014で受賞し、昨年の9月からフランスのエスモードパリへ留学している椎尾絵里子さんから留学生レポートをいただきました。
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エスモードパリ校に留学中の椎尾絵里子です。
フランスに来てから5ヶ月程が経ち、1月から卒業コレクションの制作が本格的に始まりました。
エスモードでは、入学してから2ヶ月に1回ほどの期間で、Pré-juryという審査会があり、神戸ファッションコンテストの審査員で日本にも来て下さったクリスティーヌ先生を含め、毎回数人の先生方の前でどのようにコレクション制作を進めているのか発表して審査を受けます。
審査会では、自分の言いたい事がフランス語ではまだ上手く説明できなかったり、とっさに答えられないので英語で行っていますが、先生からの質問、ボードやレポート制作などはフランス語です。
普段の授業は全体の2/3程が自習のような感じですが、Modélisme(ドレーピング)とStylisme(デザイン)の先生に質問しながら次の審査会に向けての準備を進めるという形で学校生活を送っています。
私が通っているコースは午後から始まるのですが、たまに午前にもマーケティングやプロダクトの授業があり、この授業は3〜5コース合同で行われます。
午前の授業が無い時は、美術館に行ったり(ほとんどの美術館がパリ市内の学生であれば無料か26歳以下対象の割引があり、気軽に行けます)アンティーク・マーケットや古着屋さんにリサーチに行ったりして過ごしてます。
また、5区のカルチエ・ラタンに古い映画ばかりを上映している映画館がいくつもあり、午前中だと1本4ユーロで見られたりするので、最近は日本にいた時よりも映画を見る機会が増えました。
最後に、この間校外学習で行ったPremière Visionの写真で終わりにしたいと思います。新しいシーズンのトレンドや、素材などが一堂に会していて凄く勉強になりました。(肝心の生地やトレンドは撮影禁止だったのでよくわからない写真で申し訳ないです)
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学校の授業の様子、そして休日の過ごし方などのレポートをいただきました。留学生活をより実りあるものにするためにも、語学の勉強は本当に大切です。椎尾さんありがとうございました。