第45回 神戸ファッションコンテスト2018

ノッティンガムからの留学レポート【2013年度受賞 佐藤さん】

イギリス・ノッティンガム校へ留学している佐藤美菜さんから留学生レポートをいただきました!

最新情報と、42回コンテストに応募する方達に向けてのメッセージも頂きました。
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Nottingham Trent の佐藤です。久しぶりにレポート書かせていただきます。

Nottingham Trentは先週ショーが終わり、今週ポートフォリオの提出があったので、学科がだいぶ落ち着いたところです。Nottinghamの授業形態は、完全に自主参加型だと思います。週に1度点検があり、それ以外の授業はすべて自主申告で参加するかどうか決める形でした(最終学年だけです)。なので、クラスメイトの制作意欲にかなりの個人差があると感じました。

学年末にショーがあり、そのショーの中から選抜で10人~20人程度、ロンドンで開催されるファッションショーに参加できる形になります。
(学校のショーの写真が手に入ったので添付しておきます。)

今年は13名、昨年は16名程がデザインコースから選抜されたそうです。これは学校のtutorが選抜するのではなく、London graduate fashion showの開催側の役員が決めるそうです。なのでその年のショーの出来によって人数はばらばらだそうです。自分も選抜していただけたので、来週、ロンドンのショーに参加してきます。
学校のショー前はかなりばたばたしていて、なにかと準備が大変でしたが楽しかったです。
ショー前1週間は2年生の子達がhelperという役割を担います。それぞれの生徒が最終学年の子達の作品の写真やデザイン画等をチェックして、どの生徒のhelperにつきたいか自主的に決めて、各自、直接メールや電話等で連絡を取ってきます(誰もhelperがつかなかった生徒は、tutorにいえば誰か見つけてきて貸してくれます。)。
自分の場合は、スペイン人の子が連絡をくれてhelperになってくれたので、ショー前にくつの裏にテープをはってもらったり、モデルシューティングの手伝いをしてもらいました。余談ですが、ショー当日がその子の誕生日だったのでサプライズで簡単な誕生日祝い等もし、とても楽しかったです。
モデルシューティングもショー前ギリギリにやったので、とても大変でしたが、語学学校時代の友人でMAでphoto shootingを勉強してる友達はカメラマンを、友達が紹介してくれたイギリス人の子がモデルをやってくれたので、本当に助かりました。語学学校時代の友人にもクラスメイトにもいつも本当に助けられてばかりで、みんなに本当に感謝しています。
まだ少し提出物も残っていますが、学科もほとんど落ち着きました。去年の5月に初めてノッツに来た頃から振り返ると、ずーっと友人と優しいノッツの人たちに助けられていました。家やカウンシルタックス、銀行などの手続きも、だいたい友達かイギリス人の人たちが助けてくれて、とてもスムーズでした。(ただ、男の子だと違うかもしれません。EUは女子にとても優しいです。)一部の友人は本当に家族のようで私が課題で忙しい間、フラットに勝手に入ってきてごはん作り置きしてくれていたり、提出おわりにみんなの自国のお酒持ち込んでうちで飲んだりしてました。ホームシックにならなかったのは彼らのおかげだと思っています。
これから留学する方へ、ぜひ友達をたくさん作ってください。特にノッツは日本人少ないので、わからないとちゃんと言えば必ず誰か助けてくれます。そうやって助け合ってるうちにどんどん仲良くなると思います。ぜひ留学生活を楽しんでください。
今年神戸ファッションデザインコンテストに挑戦される方へ。
自分は、日本のファッション業界で求められているデザインとコンテストで求められるデザインにギャップを感じていました。だからこそ、自分がやりたいことを突き通してみてください。どんな傾向のデザインであっても自分の意思をしっかりもって、制作をやりとおしてみてください。自分は海外に来て、いろんな国籍の友達が出来て、それが自分の価値観に大きく影響しました。本当に来て良かったと思っています。コンペと、学校や会社等の両立は大変だとは思いますがぜひ頑張ってください。
佐藤

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佐藤さんありがとうございました。

ロンドンで開催されるファッションショーに選ばれたとのこと。

がんばってください!


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