第45回 神戸ファッションコンテスト2018

<留学生レポートfromパリ>

みなさんこんにちは!

今週は今までのアンケートでなく、
新鮮な留学生レポートが届きましたので、そちらをupします!
フランス サンディカ校での授業がもうすぐ始まる、米田さんからです。

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先日、思い立ってドイツに行って来ました。
というのも、カッセルという町で、5年に1度の現代アートの祭典、「ドクメンタ」が開かれていたからです。
パリからフランクフルトを経由して新幹線で約5時間、朝に発てばお昼過ぎには到着です。
ドイツへは初めて行きましたが、人も皆親切で、とても落ち着いた安全な国という印象でした。
ドクメンタ会場に着くと地図が置いてあり、どこに誰の作品があるか書かれています。
美術館やギャラリーだけでなく、駅や公園、博物館やプラネタリウム、店先など、
あらゆる場所に作品が点在していて、町行く人たちが皆その地図を片手に歩いている様子は微笑ましかったです。
絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーション、様々なジャンルの作品があり、
2日かけても全てを見ることは出来ませんでしたが、自分のペースで作品と対話しながら歩き回り、色んな刺激を貰って帰って来ました。
日常からポンと離れて自由な気持ちになれたり、新鮮な驚きがあったり。その瞬間の感覚を、大事に持ち続けたいと思います。
小さな子どもたちからおじいさんおばあさんまで、あらゆる人がアートに触れて心から楽しんでいる様を横目に、芝生に寝転がって昼寝して、穏やかな時間を過ごしたことも、見知らぬ人と交わした会話も、ちょっとしたハプニングまでも全てひっくるめて、いい旅になりました。

~写真上~
広大な公園を上から撮影したもので、この公園の中にもアート作品が点在していました。
~写真下~
マネキンの奥にあるのは全て木で出来た縫製工場です。

<おまけ話>
ちなみに帰りの新幹線が遅延して、パリ行きの電車への乗り換えが出来なくなり、ドイツの見知らぬ町にもう一泊する羽目になりました。宿泊代はドイツ鉄道持ち、バスタブ付き朝食付きの良いホテルで結局はラッキーだったのですが、英語が堪能でないのでちょっと焦りました。その分周りのドイツ人やフランス人に色々助けられたのが、かえって良い思い出です。

爽やかな日本の秋、懐かしいです。こちらは既に、朝は7℃くらいまで下がる日があったりします。それでは引き続き、準備に勤しみます!
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米田さんのサンディカ校は、もうすぐ本科スタートだそうです。
彼女はフランス留学ですが、陸続きのヨーロッパ大陸の利点を大いに活用されているようで、また、フランス国内でも、今週からパリファッションウィークが始まるので、色々行ってみたいとのこと、授業はもちろんのこと、それ以外でも沢山の国と文化を見て体験してきてほしいですね。
1年という短い期間ですが、この1年で得るものは計り知れないですね。

それでは!


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