第45回 神戸ファッションコンテスト2018

ミラノ 2011.07

みなさまこんばんは。
今日から7月です。KFC2011の締切まであと2週間となりました!早いです。
今日は、ミラノからKFC2010の大石くんから初レポートが届きました!!写真とともにUPします!
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ミラノに留学している大石です。
5月下旬からミラノに来て1ヶ月ちょっとが経ちました。
コーディネーターの山田さんや、KFC2009受賞者の村田さんからミラノについて色々と教えてもらい、毎日バタバタしながらも楽しく過ごしています。

まずは語学学校について。
受賞後からちょっとずつ独学で始め、簡単でありますが文法を理解してから授業に望んだのですが、初めの頃はまるで何も勉強せずに来たかのような感覚になるくらい先生が何を言っているか分かりませんでした。
一応英語で説明をしてくれる時があるのですが、僕は英語ができないのでその解説も分からず、余計に混乱してしまいます。
今は授業についていくのに必死で(というかついていけてない?笑)ひたすら語学勉強の日々を過ごしています。
『イタリア語が喋れないとこちらでは働けない』ということを過去の受賞者やコーディネーターの方から聞いているので、限られた期間ではありますが精一杯の努力はしたいと思います。と言っても楽しみながらでないと上達しないと思うので、その辺は計画的にやっていくつもりです。

次にミラノについて。
まずミラノに着いて驚いたのは夜になるのが日本より遅いということ。
21時過ぎぐらいまでは昼間のような明るさと暑さなので、こちらに来てからの数日間は時間の感覚が慣れませんでした(今もまだ慣れてませんが)。
そしてやっぱり凄いなと思ったのがドゥオーモです。
約500年の歳月を経て完成したゴシック建築の教会は他の建築物と比べものにならないくらい圧倒的な存在感と繊細な彫刻で、どの角度から見ても素晴らしかったです。
『服もドゥオーモのように繊細かつ大胆でないと!』と、いつも見るたびに思います(上にあるのがドゥオーモの一部分の写真です)。
あと別の意味で驚いたのが、中国人が異様に多いということ。
『チャイナタウン』みたいな場所があり、そこでは9割近い中国人が住んでいたり働いていたりするので、まるで中国に来たかのような感覚になります。
しかもイタリア語が喋れない人がちらほら…でも、アジアの食材関係は普通のスーパーより安く買えるので、和食が食べなくなった時はよく買い出しに行っています。(笑)

最後に。
ミラノで過ごしていると、これからの自分の進路や物作りの方向性など色々な事を考えさせられます。イタリアは、服ではリアルクローズと製造の面で、芸術では建築と絵画の面でとても優れている国です(もっとたくさんありますが)。
そんな素晴らしい国で、僕が1年間で何を吸収し、今後の活動にどう生かしていくのかをこれからはじっくり考えながら行動を起こしていきたいと思っています。
僕は、ミラノに残って仕事をする場合どうするか、日本に戻って仕事をする場合どうするかを常に考えています。それは海外に住む事が憧れにならないために、そしてデザインの勉強で来ているということを忘れないためです。まだマランゴーニ学院の授業を受けてないので、今後自分の考えがどう変わっていくのかはわかりませんが、常に冷静に物事を見定め、自分の納得する道を選んでいきたいと思います。

ついでに。
ミラノの陸上競技場の近くのベンチでのんびりしていると、馬に乗った警備員らしき人が競技場の周りをパカパカと足音をたてながら巡回しているのを見てちょっと癒されたので、ドゥオーモと一緒に送りたいと思います。(笑)
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