ミラノ 2009.07
KFC2008 安田知代さんからのレポートです!
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イタリアで生活を始めて早三ヶ月が経ちました。
この三カ月は本当に死に物狂いだったように思えます。
現在、イタリア人のおばあちゃんの家にホームステイをさせていただいているのですが、来た初日からもちろんイタリア語での会話が始まり、戸惑いばかりでした。最初の一カ月は何を言われているのか全く分からず、言いたいことも言えず本当に苦労しました。
家から一歩外に出ても同じで、スーパーで量り売りの野菜も買えず、わからなくても聞くことすらできず、ピッツェリアに行ってもピザすら買えないという毎日を送っていました。
語学学校も同様、イタリア語での説明に全くついて行けませんでした。
また、文化の違いを本当に感じます。
イタリアには独自の文化が根付いており、独特の時間の流れがあります。
日本に当たり前にあるファーストフードのチェーン店はマクドナルドくらいで、日本では食べた事のない食材や料理、ドルチェがたくさんあります。
そして、何より驚いたのは8月に皆一斉にバカンスに出かけることです。店はほとんど閉まり、イタリア人をほとんど見かけることがないと言っても過言ではないほどです。ニュースでも毎日のようにバカンス風景を伝えていました。
最近は、ようやくおばあちゃんの話も理解できるようになり、会話ができるようになりました。
また、語学学校での友達とも、ようやく会話が成り立つようになり、ベースがつかめたかなと思うこの頃です。
ここまで来れたのも、出発までの準備を手伝ってくださったコーディネーターの山田さん、林さん、そして現地で色々と手助けをしてくださって宮田くん、石原くんのおかげであることは言うまでもありません。
チャンスを下さった全ての皆さんに対して感謝の気持ちでいっぱいです。
10月から始まるマランゴーニ本科の授業を楽しみにしながら、
イタリア語に奮闘する毎日です。